「結婚式にかける費用を少しでも節約したい」と考えたとき、まず挙がるのが「ペーパーアイテムを手作りする」という方法です。
ペーパーアイテムの手作りは、多くのカップルが挑戦していますよね。
しかし、その中の「招待状」に関しては、ちょっと気を付けなければならないところもあるようです。
手作り判断は結婚式の規模・招待客による
手作りの招待状には、なんといってもプロが作ったものにはない温もりがあります。
友達の結婚式の招待状が手作りだと、「頑張ってつくったんだな」と嬉しくなりますよね。
アットホームな雰囲気の結婚式だと、手作りの招待状は多くのゲストに喜ばれるでしょう。
ただし、それをホテルの大きな会場を貸し切っての結婚式でやるかどうか?です。
ホテルの結婚式は格式が高く、そこの広い会場で挙式となれば多くのゲストを呼ぶことになりますよね。
その中には、お年寄りや会社関係の人もいるでしょう。
大掛かりなものだと、両親の仕事関連でゲストが来ることもあります。
このような人たちに対して、手作りの招待状を出すのは失礼ではないでしょうか?
また、結婚式の招待状である程度の格式が解るというところもありますので、結婚式の格式やゲストによっては「手作りの招待状はそぐわない」と考えてください。
この場合は、やはり会場に依頼してきちんとした招待状を用意されることをお勧めします。
「節約した」と思われてしまうことも…
結婚式にかける費用の中で、もっとも節約しやすいのはペーパーアイテムです。
それをみんなが知っているので、ペーパーアイテムを手造りにしてしまうと「ああ、節約したんだな」と思われてしまうことも…。
結婚式は「ゲストにかけるお金は節約してはいけない」という暗黙のルールがあるため、「節約した」と思われるといい印象にならない可能性があります。
この場合は、手をかけましょう。
アットホーム感のある結婚式なら、ゲスト一人一人の招待状に一言添えるなどの工夫があると喜ばれます。
これなら、手をかけているので「節約した」とも思われにくいです。
節約するなら、手をかけること。
これで、デメリットをメリットに変えていくような工夫ができたらいいですよね。
しかし「節約する」で終わらないことが大事です
ペーパーアイテムは節約しやすい!そう、ペーパーアイテムと言えば、招待状だけでなく以下のものがあります。
席札
プロフィール
席次表
メニュー
サンキューメッセージカード
この中で、プロフィールに関してない結婚式もあります。
席札や座席表は必ず必要なもの、サンキューメッセージカードはできればあった方がいいものですね。
サンキューメッセージカードは、ゲストに「ありがとう」を伝えるカード。
ペーパーアイテムを手作りすは、このメる時ッセージカードのようなものには絶対に手をぬかないこと!ひとりひとり、ゲストのことを考えて心をこめてメッセージを書きましょう。
パソコンを使うのではなく、手書きの方が温かい気持ちが伝わります。
このようなところに、ゲストは「結婚式に手をかけてくれたかどうか」を見ます。
手作りだけでは「節約」と思われたとしても、メッセージカードに手をかけることで、心が伝わります。
友達でも親戚でも、新郎新婦からの温かいメッセージが嬉しくない人はいませんからね。
会場に合わせたペーパーアイテムを用意すると喜ばれます
手作りのペーパーアイテムを用意する場合は、会場の雰囲気に合わせたものを選びましょう。
これが結構効果的なんです。
たとえば、お姫様のお城みたいな雰囲気の会場なら、ペーパーアイテムもお城やガラスの靴の形のものにしてみる。
これだけでも、ゲストに「工夫したんだな」という心づかいが伝わります。
手をかけたものには特有の温かさがあり、それこそが「手作り」の醍醐味。
「節約するために手作りにした」ではなく、「心をこめたおもてなしをするために手作りにした」という風に伝わるようなやり方を考えましょう。
大切なのは、「ゲストのことを考えて行動する」ということ。ゲストに対して、すべてのことを完璧にしてもてなすというのは難しいことです。
でも、できることを精一杯やるという努力を見せることが大事なのです。
結婚式は、自分たちだけでなくゲストにとっても大切な思い出になる者なので、ゲストが思い出したときに「素敵な結婚式だったな」と振り返ることができるような式を目指しましょう。